東東京 East Tokyo Survey

2012年は東東京の時代

Archive for the ‘図書’ Category

[図書] 凹凸を楽しむ 東京「スリバチ」地形散歩

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タモリ倶楽部でもおなじみのスリバチ学会。スリバチ的には東東京はあまり美味しい土地ではありませんが、南洋堂で微地形展を見てからこれを読みふける地形ギークな土曜日もなかなか良いものです。

東京は凹凸だらけ。高低差を楽しむ、まったく新しい地形エンターテインメント。見て楽しい、歩いて楽しい、15エリアの3Dマップ付。

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2012/09/11 at 8:59 pm

[図書] それでも、「木密」に住み続けたい!

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木造密集市街地、略して「木密」。下町風情を残し、思い入れをもって住む人がいる一方で、火に弱い、緊急車両が入れない、燃えたら二度と元に戻らない、など防災面で多くの課題を抱えています。
この本はそれでも木密に住みたい人のために、あらゆる角度から防災知識を満載。頭が下がる思いの一冊です。

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2012/09/09 at 3:47 am

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[図書] 地名に隠された「東京津波」

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江戸の地名に詳しい著者が「東京に10m級の津波が来たらどうなるか」という時事ネタ感満載の想像と絡めてお送りする、主に水や土地の高低に由来する地名トリビア集。正直津波部分は話題性のためで、本当に東京の津波の危険を考えるには内容薄い、ってAmazonのコメント欄にも書かれちゃっててその通りだと思いますが地名ネタはわりと面白かったので悪くないと思いました。
アースダイバーとあわせて読んでも良いかもしれません。

地名に隠された「東京津波」 (講談社プラスアルファ新書)

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2012/06/09 at 9:14 pm

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キャプテン翼も東東京代表

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East Tokyo Unitedに続いて翼君も東東京代表だということがわかりました。明日に向かって走れ!

葛飾区で「キャプ翼」などご当地ナンバーが発表-「寅さん」「ショウブ」など3種

キャプテン翼を採用した理由について「原作者の高橋陽一さんが葛飾区の四つ木の出身で、区役所からも近い南葛飾高校の出身。キャプテン翼の舞台となった「南葛(なんかつ)」も出身校をモデルにしている部分から、葛飾の寅さん・両さんに次ぐキャラとして採用した」(川島さん)と話す。

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2012/02/14 at 3:16 am

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[図書] 代謝建築論―か・かた・かたち / 菊竹 清訓

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か・かた・かたちってなに?というご質問にお答えします。
1960年代に黒川紀章、菊竹清訓、槇文彦などが始めたメタボリズムという建築運動があります。新陳代謝というメタファーが示す通り、建築に時間による変化、成長を通じての自己保存の概念を持ち込んだ、とか、そんな感じです。今のこっていて分かりやすいのは黒川紀章の中銀カプセルタワービルでしょうか。

「代謝建築論―か・かた・かたち」はこのメタボリズムの旗手、菊竹清訓による理論書でありマニフェスト。

誰が言っていたかは忘れましたが、菊竹清訓の作品は新陳代謝というより、スカイハウスや江戸東京高床式博物館、ソフィテル、愛知万博のグローバル・ループのような「空中に地面を増やしてみた」系が印象に残ります。若い頃に土地制度改革で実家の土地を大きく失った記憶によるものだとか。やはり東京湾にメガストラクチャーを建てるのが夢だったのでしょうか。

詳しく知りたい方は森美術館へ。メタボリズム展は2012年1月15日まで。急げ!


代謝建築論―か・かた・かたち / 菊竹 清訓

中古版もおすすめ
代謝建築論―か・かた・かたち (1969年)

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2012/01/05 at 7:17 pm

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AXIS 東京土木LIFE第一回は白鬚団地

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役立つデザイン情報を集約したデザイン誌(原文ママ)AXISの新連載、東京土木LIFE第一回に東東京のファイヤウォール、白鬚団地が取り上げられました。昨今の土木ブームがついにAXISにまで、とちょっと感慨深く読ませていただきました。

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2011/12/23 at 9:16 pm

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[図書] 写楽―江戸人としての実像 / 中野 三敏

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いろいろと謎が多い事になっている写楽ですが、どうやら八丁堀にお住まいだったそうです。という本。

寛政六年(一七九四)から翌年にかけて、浮世絵界に忽然と現われて消えた画号「東洲斎写楽」。その素性についての「誰それ説」は枚挙に暇がないが、実はこの現象が加熱したのは、戦後のことに過ぎない。本書はまず、江戸文化のなかで浮世絵が占める位置を再考した上で、残された数少ない手がかりを丁寧に考証し、写楽が阿波藩士斎藤十郎兵衛であることを解き明かす。それを通じて、歴史・文献研究の最善の方法論をも示す。

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2011/12/10 at 11:56 pm

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[図書] 美しい都市・醜い都市―現代景観論 / 五十嵐太郎

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2006年当時は安倍晋三氏が「美しい国」とか言ったりして、とにかくみんなが美しいってことについて話をしてたように思います。
今ではホームページもなにもかも無くなってしまいましたが、美しい景観を創る会という人たちが「悪い景観100景」を選び、日本橋の上の首都高を地下に移転しようともりあがる人々がいたこの頃。「君らの言う通りにすると平壌みたくならね?」と容赦ない皮肉にミラン・クンデラでエスプリをトッピング、世界が大きく変わってから5年目の日にあとがきでさようなら、簡単にいうとそんな本です。
幕張開発秘話も読んでなるほど。都市計画側と建築家の思惑のすりあわせなど、現地に行って確認したくなる一編です。

日本橋上の首都高移設が検討されたり、景観法が制定されるなど、「美しい国」をつくる動きが強まっている。しかし、計画的で新しい街並みが「美」で、雑然として古い街並みが「醜」とは言いきれないであろう。本書は新世代の論客が、秋葉原・渋谷・ソウル・幕張・筑波・上海・ディズニーランド等々を事例とし、さらに平壌への取材旅行から映画・アニメ作品中の未来都市像に至るまで、縦横無尽に「美」とは何かを検証する。写真多数収載。

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2011/12/02 at 1:01 am

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[図書] キャプテン・プレイボール / ちばあきお

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隅田川河川敷を本拠地として活躍する墨谷二中を応援しよう。名門、青葉学院から来たというだけで期待を背負ってしまい努力で名キャプテンに成長するイガグリ頭、谷口君。その後輩、短気なイガグリ頭、丸井君。その後輩で丸井君より優秀なイガグリ頭のイガラシ君。その後輩で空気の読めないイガグリ頭、おおきめでゆとり世代を先取りする近藤君。イチローもこれを読んで大きくなった。青春という言葉の意味を噛み締めよう。谷口君高校編のプレイボールもご一緒にどうぞ。作者のちばあきおは明日のジョーのちばてつやの弟です。


キャプテン
キャプテン


プレイボール
プレイボール

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2011/11/25 at 12:23 am

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[図書] GIALNT KILLING / ツジトモ・ 綱本 将也

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隅田川スタジアムを本拠地として活躍するEast Tokyo Unitedを応援しよう。頼めばマスコットのパッカ君も貸してくれます。彼の甲羅はユニフォームの中に隠れている事が最近わかりました。

第2回とらのあなコミック&ノベル大賞受賞[4]。宝島社「このマンガがすごい!2008」オトコ編6位、「このマンガがすごい!2009」オトコ編3位作品。第34回(平成22年度)講談社漫画賞一般部門受賞。


GIALNT KILLING
GIALNT KILLING

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2011/11/25 at 12:06 am

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