東東京 East Tokyo Survey

2012年は東東京の時代

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東京の豪雨と水害

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日本の雨は変化しています。最近ニュースでもおなじみの突然の集中豪雨、いわゆる「ゲリラ豪雨」の被害が頻発しています。
東京の場合はヒートアイランド現象と東京湾からの海風によって内陸部と湾岸部の気温差が大きくなることが、重要な役割を果たしているといわれています

これまでの治水は台風などの大規模な大雨を念頭に置いているため、ダムや大きな堤防のある河川に雨水を流し込むのが基本とされていました。一方、ゲリラ豪雨の場合は地域の中でいったん水を貯え、雨が引いた後でゆっくりと河などに排水するのが有効だそうです。都市化された地域にくらべて、田んぼや畑などの耕作地、自然の森などにはおよそ3-4倍くらいの保水力があるそうです。都市にこの保水力を取り戻すのがキーと言えるでしょう。神奈川県の鶴見川流域では豪雨の際に水を一時的に蓄える施設が、公園やマンションの地下などに多数設置されているそうです。放送大学か何かでやっていた気がするのですが細かい事を忘れてしまいました。ご覧になった方、詳しい方は教えてください。

さて、東京都建設局のウェブサイトには洪水ハザードマップのリンク集があります。

大雨により河川が氾濫した場合に備えて、住民の皆さまが迅速に避難できるよう、洪水ハザードマップが一部の区から公表されています。

つい最近ゲリラ豪雨の被害があった北区と、海抜ゼロメートル地帯でおなじみニッポンのオランダ、江東区を見てみました。

江東区
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北区(隅田川・新河岸川・石神井川・神田川がはん濫した場合)
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北区(荒川がはん濫した場合)
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特徴があって面白いですね。想定が違うので単純に比較はできないのですが、北区では被害が河川の氾濫を想定していて場所により被害が大きく異なるのに対して、江東区はモザイク上にまんべんなく広がっています。一方、江東区は最大で水深が2mとなっているのに対し、北区では5m越えまでと局地的な被害は大きくなっています。

江東区はもともとキャサリン台風による大水害やや城東地区の4mを超える地盤沈下など水には悩まされてきた土地柄、そのため河川整備が進んでいて現在では23区でも水害対策が進んだ地域なのだそうです。

また、同じ埋め立て地でも近年に作られた有明などの地域では被害予想が非常に小さくなっています。臨海副都心エリアは実はかなりの海抜があるため洪水には強いんですね。

いかがでしょう。地形や治水などのインフラから東京を見てみるのもたまには面白いかもしれません。

Written by East Tokyo Survey

2010/07/19 at 5:37 pm

日暮里・舎人ライナー(地上編)

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日暮里・舎人ライナーの沿線の地上の様子も眺めてみましょう。
すぐに気がつくのは路線沿い、特に駅前だけが圧倒的にキレイだということ。路線とセットで開発された感がプンプンします。

見沼代親水公園
水の流れにそって公園が延々と細長く続きます。

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舎人公園
こちらは広々とした気持ちのよい公園です。犬を散歩する人が大勢いました。
自然保護のため釣りは禁止されています。

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江北
巨大なコジマとLIFE

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扇大橋
遠くに見える江北ジャンクションがカッコいい。このへんは荒川と隅田川がすぐ近くを走っているため、広々とした川沿いの風景が楽しめます。サイクリングにおすすめ。

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熊野前を走る、都電荒川線
日暮里をのぞくとここが唯一の乗換駅。北のディズニーランド、荒川遊園や古民家ハンティングが楽しめる町家へのアクセスが便利です。

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日暮里駅
山手線の内側と外側で大分印象が違います。ここに来たら谷中霊園は外せません。
ミスター大政奉還、徳川慶喜に挨拶をしてお別れです。

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Written by East Tokyo Survey

2010/05/05 at 11:43 pm

アーバンスプロール?

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成田へ向かう途中、東京のエッジ。少しドキドキするのはなぜでしょう。
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そして飛行機は飛び立ちました。
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Written by umibe305

2009/12/09 at 3:14 pm

カテゴリー: 交通

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