東東京 East Tokyo Survey

2012年は東東京の時代

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変わりゆく東京を眺める佃テラスの午後三時

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汐入タワーに続く川俣正さんの「東京インプログレス」シリーズ第二弾、佃テラスは、佃島、石川島のパリ広場にあります。2013年に解体されてしまうので、早めに見に行きましょう。スカイツリーよりも優先です。詳しい事はTokyo Art Beatのインタビュー記事をどうぞ。

いま世界から日本を見ると、3.11以降のアートとかパブリックアートは難しいのではないか、不可能なのではないか、という意見が多いです。確かに、耐震や防災に関する法律によってつくれるものが制限されたり、今回も住民の人たちが「もし地震が起きたら」という反応や意見がありました。でも私は「だからこそやってみたい」と思いました。
震災以降のこれから、河川敷や川の近く、水辺の景観がどんどん変わっていくでしょう。ネガティブにもポジティブにも、それはいろんな意味での新しい出会いだと思うのです。「東京インプログレス」も、前回のプロジェクト2010では汐入タワーを、今回のプロジェクト2011では佃テラスを、と違うエリアで違う形態の作品をつくっていきました。こうした作品を一緒につくったり体験することで、多くの人たちにとって公共の(パブリックな)場が変わっていくだろうし、新しい公共の場が見えてくることもあるのではないか。そう私は思いながら、このプロジェクト「東京インプログレス」を進めています。

テラスひかげ

こども

Written by chavier

2012/06/11 at 12:07 am

風と宇宙の卵

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佃島はリバーシティ21のゲートを守る風の卵です。
多摩美術大学の図書館やメディアテーク、銀座のミキモトなどでおなじみ伊東豊雄、1991年の作品です。巨匠にこんな事を言っては何ですが、きっと浮遊感を出したかったところにどうしても細い柱が右下に出てしまったのが惜しいというか逆に重量感を感じるというか、メディアテークでもあれ模型に比べて軽さを感じないなあと思ったことがありますがその点、多摩美の図書館はいいなあ、好きだなあというのは余談です。昔一度前面に映像を写しているのを見かけたことがありますが最近は見かけません。筑波山の宇宙の卵とはきっと地脈エネルギーでつながり東京の風水を守る役割をしています。

風の卵

風の卵

宇宙の卵

Written by East Tokyo Survey

2011/11/24 at 12:54 am

佃島・佃煮

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佃で佃煮を取材する人々。ちなみに佃煮は本当に佃島が元祖です。wikipediaに書いてありました。
佃煮が始まった江戸時代には月島はまだなくて、佃島だけがぽつんと海に浮いた状態でした。
今の佃島は高層マンションに囲まれるなか、古風な町並みを残していてやっぱり孤島感がただよいます。いい意味で。
ところで昔この辺で、ウサギとウズラを売る古風なペットショップを見た記憶があります。どなたかご存知ないでしょうか。

こんにゃくがつかめる箸は漆芸中島で。
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Written by hermannhermann

2009/11/22 at 9:01 pm

カテゴリー: 雑記, 歴史

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